無料提供馬 エスペランサシチー 第7戦


友駿愛馬第41号は無料提供馬ヒューストンシチーの代替馬。

エスペランサシチーは母が高齢であまり期待はしていないが、池上昌弘厩舎ということもあり無料なら欲しいという気持ちはあった。なので、無料で貰えて嬉しい。


前走は、もうほとんど勝っていた競馬。惜しいクビ差の2着。

いつも時計のかかる時にしか浮上しなかったエスペランサシチーだが、水準級の時計で2着。

もう次は本命級の評価で勝ち負けだろう。

メンバーの弱くなる福島あたりで確実に決めたい。


4月7日 中山2R 3歳未勝利 ダート1200mに出馬想定していたが、やたらとメンバーが揃っており別のレースに移動。

4月7日 中山5R 3歳未勝利 ダート1200m 混合戦に出走!!

1着/1番人気!!

メンバーにも恵まれ、圧倒的1番人気で順当に勝ち上がる。

結果的に走破時計もなかなかのもので、これなら昇級しても500万クラスなら楽しめそう。

これでほっさん2009年愛馬5頭目の勝ち上がり。この順調さが怖すぎる。


レース回顧と時計の分析、レース後のクリスチャン・デムーロ騎手のコメントと専門誌の評価、ルクソール様撮影写真を掲載。

(2012年4月9日完結)

2012年3月28日立ち上げ

●前走後、在厩のまま調整されています

 以下は3月27日に更新されましたクラブ公式HPエスペランサシチーの近況報告です。

次走にむけ美浦トレセンで調整されています。池上師は「前走後、やや疲労はみられ、今後も体調などに注意しますが、現在はほぼ回復し調子落ちはみられません。このまま順調に進んでほしいと思いますが、次走については、今週の様子をみて決めたいと考えています。」と話しています。

 ということで、前走水準級の時計で勝ち馬からクビ差2着とあと一歩のところで優勝を逃した我らが愛馬エスペランサシチーですが、前走後トレセンにて次走に向け調整されています。

 少し疲労があるようで、まだ次走については未定です。優先出走権がありますし、相手関係なども見て、中山か福島辺りで出走するんでしょうね。非常に有利な状態ですし、次で決めて欲しいですね。その後はしばらく放牧で良いと思います。かなり使い詰めの状態ですし。

 一度言われていた地方交流戦に出る必要はないでしょう。中央の未勝利クラスなら十分勝ち負けできます。私も前走を見るまではまだ半信半疑でしたが、前走の内容を見せられるとやはり中央で勝ちたいと思います。

これ以降は2012年4月4日に作成

●追い切り情報(4月4日更新)

前走前 3月14日 美浦南ウッドチップ 良馬場 強めに追う

石神深一
5F 67.5
4F 52.9
3F 39.2
1F 13.1[9]
マイネルモーヴ(3歳500万下)一杯の外を0.9秒先行同入



3月28日 美浦南ウッドチップ 良馬場 強めに追う

助手
5F 68.5
4F 53.6
3F 39.7
1F 13.5[8]


4月4日 美浦南ウッドチップ 重馬場 一杯に追う

助手
5F 70.0
4F 54.8
3F 40.0
1F 13.2[7]
ダイワジェシカ(古馬500万下)一杯の外を0.6秒先行クビ遅れ
 3月28日、次走に向けて追い切り時計を計時しました。別にエスペランサとしては普通の動きですが、デイリー馬三郎では「A」評価ですね。そんなに良いとは思えません。結局前走を評価してのものでしょう。単に追い切りの動きだけの評価とは思えません。これからですね。

 4月4日、追い切りの動きとしては相変わらずで正直評価は低いです(デイリー馬三郎ではまたしても「A」評価ですが)。しかし、エスペランサはこんな追い切りの動きで2着を3回も取ってくるわけですし、心配はしていません。それでも動きが良い方が当然期待も高くなるわけですが。
 私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。エスペランサでなければ「C」以下のレベルの低い動きです。実戦型のエスペですからこんな動きでも力は出せるでしょう。

●気になる出馬想定表(4月7日 中山2R)

出馬想定表 4月7日 中山2R 3歳未勝利 ダート1200m フルゲート16頭 想定数11頭
馬名 予定騎手 前走 過去着順 追い切り
エスペランサシチー C.デムーロ  3/17 未勝利 中山ダ1200 11 B−
クライムバゴ    3/18 未勝利 中山ダ1200 16 15 18
クリノハナミチ 内田博幸  3/17 未勝利 中山ダ1200 13 14
コーリンギデオン  3/24 未勝利 中京芝1400 14 18 16 17
サニースペシャル 津村明秀  2/26 未勝利 阪神ダ1200 12 10 14
サーストンマイアミ 柴田善臣  3/17 新馬 中山ダ1200 12
スピードリバイバル  3/17 新馬 中山ダ1200
ツクバリューオー 柴田善臣  3/18 未勝利 中山ダ1200
ブラックモア 吉田豊  3/10 未勝利 中山ダ1200 11 15 10
モンサンジュピター 丸山元気  3/18 未勝利 中山ダ1800
ロードバルジファル 三浦皇成  3/18 未勝利 中山ダ1200 10

表中 「優」は前4節以内の優先出走権を持つ馬 「初」は初出走の馬 数字は優先出走順位 騎手の太字は乗り替わり予定

フルゲート16頭のところに現在11頭出馬想定されています。

しかし、福島の未勝利戦では想定数が44頭の短距離レースがあったりしますので、フルゲートになることは間違いないでしょう。エスペランサシチーは優先出走権を持っていますから、投票すれば出馬は確実ですね。クリスチャン・デムーロ騎手を確保していますし、まず出走するでしょう。

これ以降は2012年4月5日に作成

●出馬確定表

出馬確定表 4月7日 中山5R 3歳未勝利 ダート1200m 混合戦 出走数15頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
アッティモ 中谷雄太  3/18 未勝利 中山ダ1200 15 16 16
ヴァップ 柴田大知  3/11 未勝利 中山ダ1200 11
ウインドグラス 秋山真一郎  3/24 未勝利 阪神ダ1200 12 15
エスペランサシチー C.デムーロ  3/17 未勝利 中山ダ1200 11 B−
カシマフローラル 北村宏司  3/18 未勝利 阪神ダ1200 16 16 14 10
カンカラコモデケア 杉原誠人  3/14 交流 船橋ダ1600 11 14
ゴーゴークリス 石橋脩  3/18 未勝利 中京ダ1800 12 13
サーストンマイアミ 柴田善臣  3/17 新馬 中山ダ1200 12
ソーラーインパルス 横山典弘  2/25 未勝利 中山ダ1200 13
トートモデルニスモ 国分優作  3/17 未勝利 中京ダ1400 14 16 10 12 11 14
フェザーステップ 吉田豊  3/18 未勝利 中山ダ1200 10 11
フレンチローズ 鈴来直人  3/04 未勝利 中山ダ1200 13
マイビビアーヌ 内田博幸  3/18 未勝利 中山ダ1200 10
モンサンジュピター 丸山元気  3/18 未勝利 中山ダ1800
ヤマノクリスタル 田辺裕信  3/10 未勝利 中京ダ1400 15 14

騎手の太字は乗り替わり

想定されていた2Rから5Rに移動しましたが、こちらは前走3着以内が1頭もおらず、かなりの弱面です。これならエスペランサシチーの1本被りの1番人気になるのではないでしょうか。

●中山ダート1200mコース解説

 向正面2コーナー奥の芝の地点からのスタート。芝コースから発馬の上、緩やかながら下り坂を駆け下りて3コーナーに飛び込むため、テンから加速がつきやすい。
 芝の部分を長く通れるため、外枠の方が有利と言われている。確かに実際に7〜8枠の成績は良いのだが、この要因はスタート地点だけの問題ではない。砂を被ったり、揉まれたりしないで先行できる点にもある。内枠の馬でもテンのダッシュ力が速く、すんなりハナを奪うことができれば、そのまま押し切れる。逆に内枠で先行できずに中団以降に置かれると、外から他馬に被せられて苦しくなる。
 ゴール前に急坂はあるものの、基本的には逃げ・先行馬が有利。3〜4コーナーを回り直線入り口で逃げ馬が後続馬を大きく突き放してしまうことも珍しくない。
有利な枠順 外枠
有利な脚質 逃げ〜先行
ポイント テンのダッシュ力、枠順
種牡馬ベスト サクラバクシンオー、アフリート、アジュディケーティング
連対騎手ベスト ペリエ、横山典弘、武豊、柴田善臣、藤田伸二
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分13秒7 1分13秒6 1分13秒0 1分12秒6
2歳未勝利 1分13秒6 1分13秒3 1分12秒5 1分13秒0
2歳500万 1分12秒2 1分12秒4 1分12秒4
3歳新馬 1分13秒9 1分13秒2 1分13秒2 1分12秒9
3歳未出走 1分13秒5 1分12秒8 1分13秒3 1分12秒9
3歳未勝利 1分13秒5 1分13秒1 1分12秒7 1分12秒8
3歳500万 1分12秒5 1分12秒2 1分11秒8 1分12秒2
古馬500万 1分12秒4 1分12秒2 1分12秒0 1分12秒1
古馬1000万 1分11秒8 1分11秒4 1分11秒1 1分11秒1
古馬1600万 1分10秒9 1分11秒0 1分10秒7 1分10秒0
古馬オープン 1分10秒6 1分10秒0 1分09秒1

これ以降は2012年4月6日に作成

●騎手はクリスチャン・デムーロ ほっさん評価「B−」

 今回のエスペランサシチーの鞍上はミルコ・デムーロ騎手の弟・クリスチャン・デムーロ騎手です。4月7日から5月6日まで短期免許で来日されています。前走、松岡正海騎手が上手く乗ってくれたので彼なら間違いないと思うのですが、空いているのに変えちゃいましたねぇ。なぜ、こんなにコロコロと騎手を変えるのでしょうか。


 クリスチャン・デムーロ騎手は愛馬スピカシチーが出走した今年のチューリップ賞GVでは伏兵のハナズゴールを見事に優勝に導くなど素晴らしい騎乗だなぁと思うところもあるのですが、全体的には、まだまだ兄ミルコの域には達しておらず、イマイチ感が拭えません。今回はそのハナズゴールで桜花賞に出る為の来日ですが、ハナズゴールは右後肢故障で突然のリタイア。私も期待していた馬だけに大変残念でした。


 ほっさん愛馬への騎乗は今回初めてですが、まだまだ若いですし、これから良いお付き合いをしていきたいですね。


  2012年4月6日現在通算14勝(うち重賞は2勝)。勝率10.1パーセント、連対率24.5パーセントと2着率が非常に高い。本年はここまで14勝。勝率10.2パーセント、連対率24.8パーセント。今年から中央では本格的に乗り出した。



 クリスチャン・デムーロ、1990年12月27日生まれの21歳、イタリア出身の騎手である。
兄のミルコ・デムーロは日本も含めて世界中で活躍するトップジョッキー。姉のパメラ・デムーロは元騎手の調教師。父も元騎手である。

 デビュー前に兄ミルコの関係者として、2004年の皐月賞などで、3回の来日経験がある。12歳で乗馬を始める。

 2009年にイタリアでデビューし、その年は45勝。翌2010年には153勝で一躍伊リーディングジョッキーランキング2位となり、2011年は222勝を挙げ、伊リーディング1位となる。名実共に伊のトップジョッキー。


 2011年に1月7日から3月6日までのNAR短期免許を取得。船橋の川島正行厩舎に所属する。1月17日の船橋第7レースで地方競馬初騎乗、同日第8レースでの初勝利も含め、デビュー当日に2勝を挙げ、日伊通算200勝の表彰を受ける。1月19日の船橋記念で地方重賞初騎乗。2月12日には東京に遠征し、第7レースでJRA初騎乗、クイーンカップでJRA重賞初騎乗を果たしている。3月4日までに25勝を挙げ、3月7日から4月6日までの短期免許を取得していたが、イタリアに帰国していた際に日本で東日本大震災が発生。浦和桜花賞の追い切りに合わせて再来日の予定だったが、免許期間中は南関東公営競馬が開催中止になったこともあり、再来日することはなかった。

 免許期間中にはミルコもJRA短期免許を取得して来日しており、2月2日に大井で行われたTCK女王盃では初の兄弟対決が実現した。後の東京遠征時の2レースでも兄弟揃って騎乗しており、3戦ともミルコが先着している。

 2012年にJRA短期免許を取得(1月14日から3月13日まで)。初日に2勝を挙げ、1月29日の京都牝馬ステークスではドナウブルーに騎乗して来日初重賞勝利を挙げた。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「モンサンジュピターの前走はダート適性を見せたが、流れがキツく終いが甘くなった。血統的に距離短縮は歓迎。エスペランサシチーは確実にレースぶりが良化。マイビビアーヌはワンパンチ足りないが、流れひとつ。」


短評は「混戦模様」


予想家の印
馬名 吉田幹 林茂徳 吉岡哲 CPU
モンサンジュピター △△
マイビビアーヌ
エスペランサシチー
ソーラーインパルス △△ △△
ゴーゴークリス
サーストンマイアミ
ウインドグラス
フェザーステップ △△
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
エスペランサシチー 3.7
マイビビアーヌ 4.8
モンサンジュピター 5.4
ソーラーインパルス 6.6
ゴーゴークリス 7.6
フェザーステップ 11.4
ウインドグラス 12.8
以下17倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
エスペランサシチー 71 58 53 71
マイビビアーヌ 67 58 56 67
モンサンジュピター 60 60 57
ソーラーインパルス 62 62 25 53

デイリー馬三郎

加藤剛史 本紙の見解

「エスペランサシチーは速い流れを掛かり気味に先行。逃げ馬を交わしての勝ちパターンだったが、勝ち馬に目標にされて惜敗。内容は濃く、今度こそ。」

◎ エスペランサシチー
○ モンサンジュピター
▲ ソーラーインパルス

以下省略

エスペランサシチーは全13記者中、◎が6名、〇が6名、▲が1名と完全に馬券圏内予想です。

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

エスペランサシチー(2着)

 「向正面でフラついていたし、3角では掛かってしまいました。その分、交わされてしまいましたが、もう少し気性が大人になって欲しいですね。」(松岡正海騎手・競馬ブック)

 「3コーナーで少しかかってしまいました。もう少し気性面での成長が欲しいです」(松岡正海騎手・友駿ホースクラブ公式HP)
 「早目に逃げ馬の外へ。それを交わしてほぼ勝利を掌中に収めたかに見えたが、勝ち馬の脚いろが勝っていた。3着には3馬身差。あとはメンバー次第。」(競馬ブック)

●各陣営のコメント

エスペランサシチー

 「結果的には目標にされた分だが、3着以下を離している。疲れは見られず、そろそろ。」(池上助手・デイリー馬三郎)

 「ここにきて順調に乗り込んでおり、仕上がりも良く態勢は万全です。是非とも初勝利を期待します」(池上昌弘調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

ソーラーインパルス

 「馬っぷりやケイコの良さは文句なし。まともに走れば、あっさり勝ってもおかしくないよ。」(新開幸一調教師・デイリー馬三郎)

●ほっさん予想

 今回我らが愛馬エスペランサシチーは池上昌弘調教師が上手く想定していた2Rからメンバーの弱そうな5Rに替えて出馬投票してくださったことにより、大本命としてレースに挑みます。

 前走の内容はそれほど素晴らしく、もう順番待ちだと思いますが、エスペランサシチーは2着が3回あるように、常が甘いことは否めません。また何かに最後交わされるかも知れません。

 それでもこのチャンスを逃さずにきっちりと勝ち上がって欲しいですね。そろそろ疲労も心配ですし。

これ以降は2012年4月9日に作成

●パドック

 レース当日は私ほっさんは愛馬ハルシュタットの応援に阪神競馬場に臨場していましたが、チャイナキッス、ケミカルチェンジとこのエスペランサシチーと愛馬3頭が中山で出走するルクソール様が写真を多数撮って来てくださり、快く掲載の許可をくださいましたので、ここに掲載させていただきます。

 写真は全て撮影順です。

 なお、コメントはルクソール様のブログからの引用及び、私ほっさんのイメージによるものです。


出走30分前の掲示板。我らが愛馬エスペランサシチーは相手にも恵まれて単勝1.7倍の予想された通り一本被りの人気です。2番人気はもう9.4倍ですからねぇ。



以前エスペのお写真をいただいた時は凄い雨でしたので、こんなにはっきりとエスペランサシチーを見るのは初めてです。



気配は良さそうですね。



現地観戦されていたルクソール様によりますと、テンションが高かったそうです。



なんだか目つきが怖いですね。



なんだか愛馬とはいえ、怖いなぁ。



芦毛を見る自信はないですが、結構良く見えますね(親ばか)。



急遽二人引きになったそうです。



けっこう煩かったみたいですね。



いやぁ、いろんなアングルからありがたいことです。



とまーれーのあと。池上昌弘先生が登場。




クリスティアン・デムーロ騎手。



相変わらず目が怖いエスペランサシチー。



正直、鞍上が心配だと私は言いましたが、良い騎乗でしたね。彼はこの週を最後にイタリアに戻ってしまいますが。



男前のクリスチャン・デムーロ騎手とこのレースの最大のライバル・横山典弘騎手騎乗のソーラーインパルス(左)。

●本馬場入場


本馬場入場。



結構、こんな感じだったようです。



・・・で、すぐに返し馬に行ったそうです。



こうやって見ると素晴らしい筋肉ですね。

●レース 

 我らが愛馬エスペランサシチーはスタートは良いものの、多少二の脚が付かずに一旦後ろに下がります。しかし、押して押して3番手まで上がります。こんなに脚を使って大丈夫かいなと心配になりました。

 しかし、4コーナーでは完全に前を射程圏内に入れ、しかも手応えは抜群。これは2着は堅いなと思いました。

 あっさりと粘るヴァップを捉えると残り200mで完全に抜け出し、大外から最大のライバルが凄い脚で上がってくるもののセーフティーリードで最後脚が上がるも粘り込み優勝。ダブルダンスシチー以来、久々に無料提供馬の優勝です。


直線に向いて抜け出しにかかるエスペランサシチー。



この時点で完全に抜け出す。



あとは差が開く一方。



後ろから2番人気のソーラーインパルスが凄い脚で来るものの、すでにセーフティーリード。



先頭でゴール!!中山は阪神よりも桜が咲いていますね。



レース後のエスペランサシチー。



クリスチャン・デムーロ騎手笑顔ですね。



表彰式で引き出されてきたエスペくんだそうです。



池上昌弘先生。私は初めてしっかりとお顔を拝見しました。



無料提供馬初の会員さんによる口取りですね。私も仲間に入りたい。しかし、友駿ホースクラブも少しずつですが、良い方向に動き出していますよね。福島の口取りも始めましたし。



ありがとう、クリスチャン・デムーロ騎手。そしてエスペランサシチー、良く頑張った。

●2009年産愛馬、5頭目の勝ち上がり

 2008年産はキャロで5頭(アフロディーテ、バノックバーン、アルマニャック、エイコーンキッド、フェーラシュヴァル)、シチーで7頭(カトレアシチー、セシリアシチー、マリアンヌシチー、マドラスシチー・代替馬、ヒューストンシチー・無料提供馬、クレセントシチー・代替馬、アイリスシチー・代替馬)も所有していましたが、勝ち上がりはアフロディーテと代替馬のクレセントシチーのみ。しかもアフロディーテは3歳10月に故障で予後不良と散々な結果でした。

 ただ、キャロ馬に関しては私の購入馬の下(ネクタル・エイコーンパス)が走っており、血統的にも購入は間違いではなく、たまたま買った世代が体質や脚元が弱かったりして大成できないものばかりでした(もっとも、それを見る目がないというのですが・・・)。


 2008年産と同じく、血統や馬格、育成の順調さなどを重視して購入した2009年世代は大成功。

 キャロは全5頭のうち、フランベルジェとマデイラが2歳で勝ち上がり。先週プリュムが勝って3頭目。現在勝ち上がり率60パーセント。ハルシュタットもエスペランサの優勝と同じ日に走り初戦に続いて3着と優勝まであと一歩のところまで来ています。残るは衝動買いした豪州産のリバイヴエンブレムですが、これは正直自信がありません。これも勝ち上がるようなら、キャロ勝ち上がり率100パーセントなんてこともあり得ます。

 シチーの方は基本的に投資を手控えておりますが、代替で貰ったスピカシチーが勝ち上がり、今回無料提供馬のエスペランサシチーが勝ち上がり2頭目。代替でいただいたガウディシチーとエトランゼシチーは当初から全く期待はしておりませんし、クイズ権利馬トレゾアシチーもGTクイズに参加したい為だけに購入したものであって、走りは全く期待しておりません。

 ですから、全体で10頭中現在5頭が勝ち上がり。実に勝ち上がり率50パーセントです。ハルシュタットが順調に勝てば60パーセント。これは本当に安価な馬を買い集める私としては快挙というしかない素晴らしい成績です。


 ただ、勝った5頭中3頭は果敢に芝でデビューしておきながら、勝ち切れずにダートに鞍替えをして勝ち上がったということで、そこは反省点です。ダートの方が全体的にメンバーが落ちますもんね。本当は華やかな芝で堂々と勝って欲しいのですが。

 それでも未勝利戦は勝ってなんぼ。ダートでも交流戦でも僅差でも勝ちは勝ちです。嬉しいですね。

 あとは、いずれの馬も500万で厳しい戦いを強いられていますから、早く2009年産の2勝馬が登場して欲しいですね。とはいうものの、4月で5頭の勝ち上がりは十二分に満足しています。

●時計の評価

 今回のエスペランサシチーの走破時計1分12秒6良馬場は、中山ダート1200mの3歳未勝利クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分13秒5良馬場ですから、走破時計も優秀で、これなら1つ上の500万クラスまでは勝ち負けができるのではないでしょうか。

●レース後の騎手・調教師のコメント

エスペランサシチー(1着)

 「ゲートの出がスムーズだったし、道中の反応も良かったね。パーフェクトなレースが出来ました。」(クリスチャン・デムーロ騎手・競馬ブック)

 「スタート良く上手く折り合いが付き、反応も良かったようです」(池上昌弘調教師・友駿ホースクラブ公式HP)

「ゲートの出が良かったし、道中もスムーズに運べました。最後の反応も良く、パーフェクトな競馬ができました」(クリスチャン・デムーロ騎手・デイリー馬三郎)

●専門誌のレース評価

エスペランサシチー(1着)

 「ジンワリと先団に取りつくと、直線半ばで抜け出す強い内容。さすがにゴール前は脚が上がったが、セーフティリードを保っての勝利」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 同じく無料提供馬で5000口だったダブルダンスシチーの3歳未勝利戦を勝った時の優勝賞金が1口650円でしたから、おそらく同じでしょう。

●今後の展望

 前走と今回のレース内容や走破時計からは1つ上の500万クラスまでは勝ち負け出来ると思われ、今後が楽しみです。とにかく一戦枚に内容が良くなっていますし、まだまだこれからの伸びしろもあるかも知れません。

 とりあえずここまで使い詰めでしたから、1つ勝ったことでゆっくりと休養させてあげて欲しいですね。

●最後に

 まずは保護者の皆様、愛馬の優勝おめでとうございます。このエスペランサシチーは5000口の無料提供馬ということもあり、当サイトの常連様がたも多数の方が所持しておられ、多くの方と喜びを分かち合えたことは本当に嬉しいことです。

 無料提供馬とはいえやはり勝つとめちゃめちゃ嬉しいですし、感動しますね。

 さあ、これで順調なら4歳5歳と楽しめます。出来れば4歳の降級までに1つ勝って降級の恩恵を受けたいですが、今回のレース内容からはそれも夢ではありません。いろいろと夢が広がりますね。


 無料提供馬ヒューストンシチーの代替馬として超法規的措置(copyright ルクソール様)でいただいたエスペランサシチーですが、本当にラッキーです。騎手をコロコロと変えていて心配でしたが、結局勝ちあげてくださる辺りはさすがに池上昌弘調教師。いつも多少血統の見劣る馬を出世させる技術は感服いたします。


 昇級戦の次も期待しているぞ。頑張れエスペランサシチー!!

最後までご愛読ありがとうございました

2012年3月28日立ち上げ 4月4日、5日、6日、9日加筆

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エスペランサシチーの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2012年 3月17日 第6戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (2着/4番人気)

2012年 2月19日 第5戦 3歳未勝利 東京ダ1300m (6着/4番人気)

2012年 2月 5日 第4戦 3歳未勝利 東京ダ1300m (2着/4番人気)

2012年 1月21日 第3戦 3歳未勝利 中山ダ1200m (5着/7番人気)

2011年11月27日 第2戦 2歳未勝利 東京ダ1600m (11着/7番人気)

2011年11月12日 デビュー戦 2歳新馬 東京ダ1600m (2着/5番人気)